フープス・ビンヤードは、大人はワインを楽しみ、子供は動物とたわむれ、家族揃ってのんびりとした時間を過ごすことのできるワイナリーです。子連れ家族に絶対おすすめです。
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フープス・ビンヤードは、美食の街として知られるヨントヴィルからすぐのところにある、家族経営の小さなワイナリーです。
歴史
1980年代にスペンサー・フープスがオークヴィルに12エーカーの畑を購入した時、そこがナパで最高のカベルネ・ソーヴィニヨンを育てる中心地になることは全く明らかではありませんでした。そもそも、ナパが国際的に評価されるワイン生産地になることすらわかっていなかったのです。
当初スペンサーは醸造家のためにぶどうを栽培していました。しかし多くの人の賞賛を得て、それならば自分でやってしまおうという結論に達しワイン造りを始めたのでした。
現在は、スペンサーの娘である2代目当主リンゼイ・フープスがフープス・ファミリー・ヴィンヤードを率いています。
リンゼイ・フープス
父であるスペンサー・フープスは、リンゼイを、家業につく決心をする前に世界を探検し、自分の力で仕事を得るようにと育てました。
リンゼイはアイルランドからコスタリカまで世界72カ国を旅し、多くの国で海外生活を送りました。国際法を学び、国際物流に携わり、最終的にはサンフランシスコ地方検事局でキャリアを積みました。その後、家族の病気をきっかけに2012年にフープス・ヴィンヤードを引き継ぐことになったのでした。
ワインを愛する家族によって農場で育てられたリンゼイは、父のワイン造りの哲学を尊重しながらも、冒険心とワイルドな実行力によって革新的なアップグレードを行っています。
持続可能な農法
リンゼイは、再生可能な農法と生物多様性のある農業のイニシアチブを採用しています。地域の生物多様性を豊かにし、ナパバレーの農業コミュニティの健康と長寿を促進することに努めているのです。
アーロン・ポット
リンゼイがフープス・ヴィンヤードを率いることになった当初、ワインメーカーは、アン・ヴォーターとジェニファー・ルーでした。その後予期せぬ運命のいたずらにより、2020年、アーロン・ポットがチームに加わりました。
アーロン・ポットは、とても有名な醸造家です。フランスとカリフォルニアの両方でワイン造りを学び、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ、サン・テミリオンのシャトー・トロプロン・モンドットのワインメーカーを経験しました。帰国後、ベリンジャー、セント・クレメントを経て、クインテッサのワインメーカー兼ゼネラル・マネージャーを務めました。
アーロン・ポットは、テロワールを尊重し、その特性を最大限に活かすことを哲学としています。また、サステイナブルなワイン造りの重要性を信じ、環境に配慮した生産方法を推進しています。そうした哲学がリンゼイと共鳴し、現在に至っているのです。
動物保護
リンゼイは、動物保護サンクチュアリを設立しています。30頭近くの家畜を保護し、夫と2人の息子に加え、2匹の犬、そして豚、鶏、七面鳥、ヤギ、ロバと共に暮らしています。
Oasis Herdというユニークなクラブもあり、メンバーシップに加わると、保護区の動物を「養子」にすると同時に、フープスのワインクラブの特典も楽しむことができます。
Oasis by Hoops
フープス・ヴィンヤードへの訪問は、他のワイナリーでは体験できない特別なものです。庭園に作られたピクニックエリアで、ぶどう畑と動物たちを眺めたり、解説を聞きながらテイステイングを楽しむことができるのです。
訪問するには予約が必須で、予約の際には、お酒が飲める21歳以上の大人と、20歳以下の子供の人数を告げる必要があります。大人は1人につき2ボトル以上の購入が必要で、2〜20歳までの子供は1人20ドルとなります。
フープス・ヴィンヤードでは、普通のワイナリーでは退屈しがちな子供も大いに楽しめること間違いなしの体験が待っています。
フープス・ヴィンヤードは、こじんまりとしていてとてもかわいらしいワイナリーです。ぜひ家族みなさんで訪れてみてください。
ワイナリーやレストランのアレンジもお願いできる、日本語で安心のツアーがあります。購入したワインを日本に発送してくれるサービスもあります。
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ナパバレーを楽しむ各種ツアーこのサイトに掲載している情報は、執筆時の最新情報を確認していますが、営業時間や予約が必要か否かなどの要件は随時変わっております。特に、コロナを経て変化が目まぐるしくなっておりますので、現地を訪れる際には必ず、事前に訪問先のホームページなどで最新情報を直接ご確認いただきますよう、よろしくお願いいたします。