あのトーマス・ケラーによるメキシカン:ラ・カレンダ

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トーマス・ケラーがメキシカン!?と、できた当初大きな話題になったお店です。家族で訪れるのにも最適なカラフルでカジュアルな雰囲気。カリフォルニアといえばメキシカンですが、よくあるメキシカンとは一味違った料理を味わうことができます。

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ラ・カレンダ外観
ラ・カレンダ外観

フレンチランドリー(The French Laundry)やブション(Bouchon)などで知られるアメリカの頂点に立つシェフ、トーマス・ケラーによるメキシコ料理。美食の街として知られるヨントヴィルにあります。

目次

トーマス・ケラー

トーマス・ケラーは、アメリカとフランスで料理の修行をした後、ニューヨークでレストランを始めました。ところが、1980年代初頭の株式市場暴落により店を手放さざるを得なくなってしまったのです。挫折を経て1994年、ほぼ一文なしの状態でナパバレーのヨントヴィルに開店した「フレンチ・ランドリー」はたちまち評判になり、今や世界中から彼の料理を味わいたい人が集まるレストランとなっています。
フレンチ・ランドリーで成功を収めた後ケラーは、同じヨントヴィルに、もう少し気軽なビストロ「ブション」、価格を抑えた「ブション・ベーカリー」、フライドチキンで有名な「アドホック」を次々開店。2004年にはニューヨークに凱旋し「パー・セー」を開店。フレンチ・ランドリー、パー・セーともミシュランの3つ星を獲得し、米国人シェフで唯一2店の3つ星レストランを持つシェフとなっています。

本物へのこだわり

そのトーマス・ケラーが取り組んだメキシコ料理、ラ・カレンダは、本物へのこだわりを強く持っています。メキシコの職人と協力して仕入れている食器。メキシコで定評のある農家と提携して仕入れている地元の野菜。ヨントヴィルにあるトーマスケラーの持つ畑、フレンチ・ランドリー・カリナリー・ガーデンでは、アメリカではほとんど栽培されていないチレ・デ・アグアなどの唐辛子の生産量も増やしています。メキシコ料理の伝統に深い敬意を持ち、伝統的な製法と、本場メキシコの食材を使うことに重点を置いています。

ラ・カレンダのフィッシュタコ
ラ・カレンダのフィッシュタコ

雰囲気

ラ・カレンダの名前は、結婚式や卒業式など、地域の祝賀行事の幕開けを飾るオアハカの伝統的なパレードに由来しています。その祝祭のインスピレーションを反映し、レストランは陽気な集いの場の雰囲気に満ちています。
店内に入るとまず迎えてくれるのが賑やかなバー。テキーラ、ビール、ワインなど、様々なお酒を楽しむことができます。ワインリストは、メキシコの地元産のワインをはじめ、メキシコ料理によく合うニューワールドのセレクション。ビール・セレクションは、メキシコの人気ビールに加え、カリフォルニア産のトウモロコシで醸造した店独自の手作りビールまであります。カクテルも、伝統的なマルガリータをはじめ、テキーラやメスカルを存分に味わえるカクテルがなんと30種類以上ものリストになっています。
ダイニングに入ると、カラフルなタイルに彩られた内装、素朴な木製のテーブルが迎えてくれます。開放的なパティオでの食事も可能です。店員さんもフレンドリーで、子連れの家族でもゆっくりと楽しめるカジュアルな食事を堪能することができます。

ラ・カレンダのマルゲリータ
ラ・カレンダのマルゲリータ

メニュー

メニューの多くはオアハカ料理が中心ですが、他にもバハ半島、ナヤリット海岸、ベラクルスなど、さまざまな地域の料理を味わうことができます。
セビーチェやタコス、ケサディーヤ、さらにはチキン・モレなど、こだわりの詰まった興味深い料理が並びます。毎日手作りで用意されるトルティーヤも見逃せないポイントです。

明るくフレンドリーなラ・カレンダで、トーマス・ケラーの精神を反映したメキシカンをぜひ味わってみてください。

Info

La Calenda

6518 Washington Street, Yountville, CA 94599

https://www.lacalendamex.com

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ラ・カレンダ

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