ナパバレーにいらしたことはありますか?ナパバレーってどんなところでしょう?何があるの?
ナパ在住10年以上の私が、ナパバレーについてご紹介します。
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空の青さ、ぶどう畑の緑、花々のピンクやオレンジ。光がきらきらしていて、なんて色が鮮やかなのだろう。それが、私が初めてナパバレーを訪れた時の印象です。
ナパバレーは、アメリカ西海岸カリフォルニア州、サンフランシスコから車で北へ約1時間半の場所に位置しています。ワイン愛好家にとっては世界的に有名な場所。この渓谷では、極上のワインだけでなく、文化、グルメ、そして緑豊かな風景が訪れる人を待っています。
ぶどう畑の風景
ナパバレーは、長さ約50キロ、幅数キロほどしかありません。そこに、目を見張るようなぶどう畑と大小400以上ものワイナリーを有し、それぞれがユニークな魅力を放っています。綿密に管理されたぶどうの木で飾られた起伏のある丘は、それぞれのワイナリーの個性あふれる建物のコントラストとともに、魅力的な景観を作り出しています。
春にはマスタードの黄色い花と桜や桃のピンク、夏にはぶどうの葉が青々と茂り、秋にはぶどうが熟して収穫の季節を迎え、やがて収穫を終えたぶどうの葉は黄色く色を変えていきます。
ワイン
ナパバレーのワインの歴史は古く、19世紀中頃からワイン生産が始まったとされています。1976年、「パリスの審判」という歴史的なワインの競技会で、ナパバレー産のワインがフランスの名門ワインを打ち負かしました。それは世界に大変な驚きを与えました。ヨーロッパに負けない、アメリカのワインのその質の高さを世界に証明することとなったのです。
ぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニヨンが有名ですが、それだけに留まらず、シャルドネ、メルロー、ピノ・ノワールなど、さまざまなワインを楽しむことができます。どのボトルにも豊かなテロワールが凝縮されています。
美食
ナパバレーは、ワインだけでなく美食でも知られています。カジュアルなサンドウィッチ、居心地の良いビストロからミシュランの星付きレストラン。カリフォルニア料理、メキシカン、イタリアンやフレンチ、また和食や各種アジア料理まで数多くの選択肢があり、どれを食せばいいのか迷ってしまいます。気分と好みで、それぞれの上質で洗練された味わいをぜひ堪能してください。
アクティビティ
ナパバレーは、ワインと美食だけではありません。アート、高級スパ、ブティック・ショッピング、風光明媚なアウトドア・アクティビティなど、旅行者を飽きさせることのない魅力も詰まっています。カリストガ、セントヘレナ、ヨントヴィルといった魅力的な町も、それぞれが独特の個性と魅力を持っています。
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ナパバレーを楽しむ各種ツアー持続可能性への取り組み
ナパバレーは、贅を尽くしたワインに囲まれながらも、サステイナビリティ(持続可能性)へのこだわりを揺るぎなく持っています。ワイン生産者も地元の人々も、土地に対する根強い敬意を持っており、ぶどう畑や施設全体で採用されている厳格な規則が生態系のバランスを優先させ、魅惑的な景観を何世代にもわたって維持することを目指しているのです。
旅のヒント
ナパバレーでは、春から夏にかけてはほとんど雨が降らず、乾燥しています。そのため、日差しは大変強いのですが日陰に入れば涼しく感じられます。冬には雨も降りますが、日本のように降り続けるというようなことはほとんどありません。一年を通して温暖で、12月〜1月の一番寒い時期でも最低気温が-2℃ほどになる日があるという程度。2月にはもう春の訪れを感じます。朝晩の寒暖の差が激しく、朝には霧に包まれ、昼頃から青空が広がるという日も多くあります。1日の中でかなりの気温差がありますので、暑さ寒さの調節ができるよう、何か羽織るものを準備して訪れることをおすすめします。
ナパバレーには、ここでは語り尽くせないほどの魅力があります。太陽、空気、香りを全身で味わっていただき、よい思い出を作っていただけたらとてもうれしく思います。
ワイナリーやレストランのアレンジもお願いできる、日本語で安心のツアーがあります。購入したワインを日本に発送してくれるサービスもあります。
専用車で行くワイナリー巡り