ナパバレーに何着ていく?:ローカルによる気候と服装ガイド

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旅に出る時、何を着ていく?何を持って行く?というのは大きなテーマです。ナパ在住10年超の私が、ナパバレーの気候や服装をガイドしていきます。

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毎日晴天の夏のナパバレー
毎日晴天の夏のナパバレー

Xで、その日の天気をご報告しています。もしよろしければ参考にしてください。
https://twitter.com/napanwine

ナパバレーの気候は地中海性で、一年を通して温暖です。とはいえ、それなりに季節による変化もあります。それぞれの季節についてお話ししていきますが、その前に、一年を通してのお話をしたいと思います。

目次

ナパバレーの気候と服装

ナパバレーは、どの季節でも、1日の中の寒暖差が激しいのが特徴です。朝晩は涼しく/寒く、昼間は暑く/暖かく、最低気温と最高気温の差が、夏場は20℃くらい。冬でも10℃は違います。そのため、どの季節でも脱ぎ着できるもの、羽織るものを準備して、暑さ寒さを調整できるようにすることをおすすめします。

「ナイスナパカジュアル」というのを聞いたことがあるでしょうか。ありませんよね(笑)ただでさえカジュアルなカリフォルニアですが、中でもナパはカジュアル。普段はティシャツ、短パン。パーティーの時でも、麻のシャツにパンツ、女性ならさらっとしたワンピースなど。基本的には、ラフな服装で大丈夫なのです。
とはいえ、ワイナリーやレストランを訪れる時には、少しはおしゃれをした方が気分が上がりますね。装いはもちろん人それぞれではありますが、そんな時は、リゾート地を訪れる感じをイメージしていただくといいかもしれません。ラフでありながら、少しはきちんとという感じでしょうか。
ただし、フレンチランドリーのような高級レストランを訪れる場合には、ジャケットを着用する必要があります。訪れる場所によっては、ふさわしいドレスコードがあるかどうかあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

靴も気になるところですね。カジュアルですのでサンダルなどでもちろんOK。ですが、ワイナリーを訪れる場合には、必ずしも舗装された道ばかりではありません。砂利が敷いてあったり、畑の中を歩いたり。ですので、サンダルでは足がドロドロになってしまったり(アメリカ人はちっとも気にしていませんが…)、ヒールの靴では踵を傷つけてしまう恐れもあります。ある程度汚れても大丈夫で歩きやすいものを選んでおけば安心かなと思います。
ハイキングなどを予定している方は、もちろんそれなりの靴を準備してください。夏場は乾燥していて滑りやすかったり、冬場は雨が降るのでぬかるんでいたりもします。

また、日中の日差しは強いので、サングラスや帽子、日焼け止めなども用意するといいかもしれません。

春といったら3〜5月くらいをイメージするかと思います。私の体感では、ナパバレーの春は2月頃から始まります。2月には寒さが和らぎ、冬の間に降った雨のおかげで様々な花々が咲き始めるのです。ぶどう畑の中に咲き誇るマスタードの花の黄色。様々な種類の桜や梅、桃の花も一気に咲き始めます。ビタミンカラーに彩られるナパバレーの春は、私の一番好きな季節です。
この季節は、日中はシャツ1枚や、半袖でもOKな日もありますが、やはり朝晩は冷え込みますので、ジャケットやカーディガン、ショールなど調整できるようにしておくことをおすすめします。また、すっかり暖かくなったと思っていても急に冷え込む日もありますので、それにも備えておく必要があります。

マスタードの花の咲く春のナパバレー
マスタードの花の咲く春のナパバレー

その年にもよりますが、4月頃には気温も上がり、だいぶ夏らしくなってきます。そこから9月頃まで雨はほとんど降りません。そのため日毎に草が枯れてゆき、山の景色は茶色くなっていきます。
乾燥していて湿度が低いので、日中の日差しはきついですが、日陰に入れば涼しくも感じられます。昨年(2022年)の夏はとても暑く、日中40℃を超える日もありました。通常は、朝晩は10℃前後、日中は30℃くらいと考えていていいと思います。
この季節は、朝のうち霧が出て曇りがちに感じる日が多くなりますが、お昼前には晴れて青空が見られます。
夏でも朝晩は冷えますので、軽く羽織れるものを準備しておくことをおすすめします。

8月の後半から11月のサンクスギビング頃まで、ナパバレーは収穫の季節に入ります。この季節は、ぶどうを運ぶ大きなトラックが走っていたりと、いつもより違った活気が感じられます。まだまだ昼間は暑い日もありますので、ぶどうの収穫作業をするみなさんは、日が昇って気温が上がる前に作業を終えるため、夜中の2時くらいから働いているのですよ。収穫を終える頃には、ぶどうの葉を始め、多くの木が紅葉する様子を見ることもできます。
また、10月頃には「インディアンサマー」と呼ばれる、とても暑くなる週が訪れます。涼しくなってきたかなという頃に、また30℃を超えるような日がやってくるのです。
この季節にも、朝晩は冷えますので、やはり、調整できるものを準備しておいた方が安心です。

紅葉する秋のナパバレー
紅葉する秋のナパバレー

12月から1月頃は、ナパバレーも冬らしく寒い日が続きます。寒い日は、朝は-2℃くらいになる日もあり、車の窓や、場所によっては道も凍結します。運転する予定のある方は、くれぐれも注意してください。朝は寒いですが、日中には10℃程度気温が上がり、晴れた日には日差しがぽかぽか感じられることもあります。
冬には時々雨が降り、場合によっては数日降り続くこともあります。雨の降る日は朝の冷え込みが弱まり、日中の気温も上がらなくて1日の中の寒暖差が少なくなります。朝が冷え込まない分、少し暖かくも感じます。
この季節には暖かいコートも必要になりますが、昼間暖かくなる日に備えて、脱ぎ着ができる服装を準備した方が快適かと思います。雨に備えて、濡れても問題ない靴もあった方がいいかと思います。

ナパバレーは、季節によって表情を変え、一年中楽しめる場所です。様々な季節を体験していただいて、ぜひ好きな季節をお聞かせください。

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ナパバレー気候と服装ガイド

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