ナパバレーワイナリー巡り:ローカルによる旅行計画のヒント

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ナパバレーへの旅行を計画中ですか?
ナパバレーワイナリー巡りを計画中の方へ、ヒントとなる情報をまとめてみました。

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ナパバレーへようこそサイン
ナパバレーへようこそサイン

ナパバレーで暮らして15年近くなります。ここは、気候も良く、景色も良く、治安もそれほど悪くなく、とてもいいところだと思っています。
訪れるみなさんにもぜひいい時間を過ごしていただけたらと願っています。

目次

ベストシーズン

ナパバレーのベストシーズンは、収穫期に当たる8月後半から10月頃などと書いてあるのをよく見かけます。
確かにその通りです。その時期は、ぶどうを積んだ大きなトラックが走っていたりなどいつもより街に活気があります。ワイナリーを訪れても、収穫したぶどうを選り分けたり、プレス機を動かしたり、普段は見ることができない作業を見せてもらえるかもしれません。造り手として働いている夫は、その時期にお客様がいらっしゃると、ぶどうの搾りかすを味見させてくれたり、搾ったばかりのジュースを飲ませてくれたり、発酵し始めてフツフツいっているタンクを見せてくれたり…といった特別の体験をさせてくれます。どこのワイナリーでもそんな風に対応してもらえるかはわかりませんが、ワイン好きな方には、間違いなく記憶に残る体験のできる期間です。

しかし、近年山火事に悩まされているこの辺りでは、だいたい9月頃から10月頃は何が起こるかわからない時期となります。万が一の場合は目的地が火事になっているかもしれません。火事の起こった場所と風向きによっては、煙に覆われて外に出てはいけないくらいの大気の状態になっているかもしれません。外に出るのは大丈夫でも、煙のせいで青空は見られないということもあります。
それはもう、全く、いつどうなるかわからないことです。旅行の計画にこれを考慮しなくてはというのは、ちょっと難しいですね…。

収穫にこだわらなくても大丈夫でしたら、4月頃から夏の間はとても気持ちのいい季節です。11月から2、3月頃は雨が降る日もありますが、4月頃からは雨が降ることがほとんどなくなります。6月から8月くらいになると、これでもかというくらい毎日毎日青空です。旅行中お天気が悪いと残念ですから、ほとんど雨の降らないこの時期は、そういう意味での安心感があると思います。夏はやはり気温が上がりますし、日差しも強いです。ですが湿度が低いので蒸し暑さはなく、朝晩は羽織るものが必要なくらい涼しく(寒いくらいに)なります。青い空と緑のぶどう畑の美しい風景が見られ、映える写真が取り放題なのもこの時期です。

ぶどう畑

どの季節にもそれなりの良さがあると考えますが、一度きりの訪問であれば、お天気のいい春から夏にかけてはおすすめのシーズンです。

ナパバレーへのアクセス

日本からのアクセスは、サンフランシスコ国際空港が最寄りの空港です。サンノゼ国際空港も利用することができます。
アメリカ国内線ですと、サンフランシスコ、サンノゼの他、オークランドサクラメントも最寄りの空港となります。

地図を調べたり、民間タクシーを手配したり、滞在中、外でもインターネットが自由に使えないと不安ですよね。そんな時には、こちらがおすすめです!

https://esim-san.jp/

eSIM-san は、スマホに内蔵された本体一体型のSIMカードでオンライン上で契約や設定ができます。現地でSIMカードを調達したり、SIMカードの保管、紛失、通信機器の返却などの必要がありません。荷物も増えなくて便利ですね!

サンフランシスコからのアクセス

サンフランシスコからナパまでは、車で約1時間〜1時間半くらいの距離です。サンフランシスコ周辺は多く渋滞が発生しますので、その日によって大きく異なるかと思います。
移動手段は以下の方法が考えられます。

サンフランシスコ ゴールデンゲートブリッジ
サンフランシスコ ゴールデンゲートブリッジ

リムジンなどを予約

現地リムジン会社、旅行会社などを通して送迎を依頼しておくと安心です。空港から直接行きたいワイナリーを巡ってもらうなど完全にカスタマイズできるタイプもあれば、サンフランシスコ市内のホテルなどからのパックツアータイプのものもあります。スケジュール、人数、予算などによって検討してみてください。

日本語で安心!のツアーもあります。

専用車で行くワイナリー巡り

↓こんなところに相談してみるのもいいですね!

現地旅行会社と「行きたい」を叶える海外旅行サービス【Oooh(オー)】

Uber、Lyftなどの民間タクシーを利用

長距離ですが、行ってくれる人もいます。乗ったら、がんばって眠らないようにしましょう。

タクシーを利用

空港やホテルなどからタクシーで移動することも可能です。民間タクシーよりは少し料金が高くなるかと思われます。

レンタカーを利用

自分で運転するのが大丈夫な場合、レンタカーも便利です。ただし、テイスティングをすると飲酒運転となってしまいますのでご注意ください。レンタカーは事前に予約しておくことをおすすめします。

公共の交通機関を利用

以前は、Evansというバスが空港からナパ市内までを定期的に走っていて便利だったのですが、コロナを機に予約制のプライベートシャトルに変わってしまいました。
しかし最近、新たなシャトルが登場しました。

Wine Country Airporter

ナパのマリオットホテルからサンフランシスコ国際空港まで、日に4便、片道$69で往復しています。預け入れの荷物は1つにつき$10チャージされます。
チケットはオンラインでのみ購入可能で、同時に予約する必要があります。


詳しくはウェブサイトをご覧ください。
Napa’s Wine Country Airporter

ナパ バレー マリオット ホテル&スパ(Napa Valley Marriott Hotel & Spa)
Vallejo(ヴァレッホ)行きのフェリー

もうひとつの選択肢は、フェリーです。サンフランシスコ市内のフェリービルディングからヴァレッホまでを約1時間で結びます。費用は片道 $9.30
このフェリーは通勤などに使われているので、平日は昼頃を除き約1時間ごとに運行されていますが、週末には本数がグッと減ってしまいますので注意が必要です。
これを利用すると、サンフランシスコの街を海から眺めるわくわくする体験ができます。
ヴァレッホはナパの南に位置する街で、そこからは民間タクシーなどを利用して目的地まで移動する必要があります。ヴァレッホのフェリーターミナルからナパダウンタウンまで、車で30分くらいです。ヴァレッホのフェリーターミナル自体はおそらく問題ありませんが、ヴァレッホの街自体は治安がいいとはとても言えない街です。くれぐれも注意して行動してください。


詳しくはウェブサイトをご覧ください。
San Francisco Bay Ferry

サンフランシスコ フェリービルディング
サンフランシスコ フェリービルディング

サンノゼからのアクセス

サンノゼからナパまでの公共交通手段はありません。
そのため、サンフランシスコからのアクセス同様、

  • リムジン
  • 民間タクシー
  • タクシー
  • レンタカー

を利用する必要があります。

もしくは、サンノゼダウンタウンからCal Trainを利用してサンフランシスコへ行き、そこからフェリーに乗るという手もあります。または、電車やバスを乗り継いでサンフランシスコ国際空港まで移動し、シャトルを利用するという手もあります。スーツケースを抱えての移動はちょっと大変ですね。どうか気をつけて、無理のないようにしてください。

ナパバレー内の移動手段

残念ながら、ナパバレー内の移動手段として使える公共の交通手段はありません。
そのため、サンフランシスコ、サンノゼからのアクセス同様、

  • リムジン
  • 民間タクシー
  • タクシー
  • レンタカー

を利用する必要があります。

ナパバレーには、ワイナリー巡り専用のリムジンもあります。大きなリムジンに乗ってワイン片手にワイナリー巡りも楽しいですね。

(例)California Wine Tours & Transportation

日本語で案内してくれるツアーもあります。

専用車で行くワイナリー巡り
上から見たナパバレーの風景
上から見たナパバレーの風景

ワイナリー

ワイナリー巡りの計画を立てるにあたり、どのワイナリーをどんな順番で回るかを検討するのは、とても大事なことになるかと思います。
ナパバレーのメインストリートとも言えるハイウェイ29を真っ直ぐ進んだ場合、一番南のナパから一番北のカリストガまで約40分くらいの距離があります。ハイウェイ29沿いではないワイナリーも多くありますし、景色も堪能しながらとなると、やはり移動にはそれなりの時間を使うことになります。

また、テイスティグの多くは着席してゆっくりとワインを楽しみますので、1〜2時間、場合によっては3時間くらいかかるものもあるかと思います。
それを考えると、1日にたくさんのワイナリーを訪問するのは、ちょっと難しいかもしれません。午前中1軒、午後に2〜3軒くらいのつもりでいるのがちょうどいいのではないかと思われます。

もちろん、近いところを選ぶ。カジュアルなテイスティングで時間のかからないところを選ぶなどで、もっと多くのワイナリーを巡ることもできるかと思います。
また、テイスティングだけが目的でしたら、ダウンタウンにあるテイスティングルームを回れば、移動に時間を割かれず多くのワインを楽しめるかもしれません。

かつては予約なしで訪れることのできるワイナリーも多くありましたが、コロナを機に事前予約が必要なワイナリーが主流となっています。ワイナリーとしても、お客様を最大限のパワーでおもてなししたいという気持ちからそのような対応になっているようです。
とはいえ、予約なしでも空きさえあれば問題ないところや、当日予約OKのワイナリーもあります。買うだけでも大丈夫なところもあります。思いがけず早く終わって時間が空いたなんてことになった場合、そうしたところを訪れるのもいいかもしれません。

当日予約するにも、地図を確認するにも、インターネットは必要ですね。そんな時にはこちらが便利です。

eSIM-san
https://esim-san.jp/products/es-h-northamerica-america

食事やホテル

ナパバレーには多くの素晴らしいレストランやホテルがあります。どれを選べばいいか迷ってしまいますね。
ナパバレーでワイナリー巡りをメインとしたい場合、ホテルやレストランは、行きたいワイナリーとそのスケジュールに合わせてちょうどいい場所にあるところを利用すると便利かと思います。移動の時間にロスができるともったいないからです。
また、自分で運転することを検討している場合、夕食には歩いて行けるホテルを選べば、心置きなくワインを堪能することができるといったアイディアもあるかと思います。

ワイナリーによっては専属のシェフを抱えていて、食事とワインのペアリングを楽しめるテイスティングコースもあります。そうしたものをランチやディナーに取り入れるというのも良い手になるのではと思います。

レストランは、どこへ行くかにもよりますが、人気のレストランであればディナーは特に予約をしておいた方が安心です。

チャーターオーク自家農園の野菜と発酵大豆のディップ
チャーターオーク自家農園の野菜と発酵大豆のディップ

ナパバレーには日本のように安心して使える公共の交通手段がないため、少し不便なところがあるかと思います。でも事前に計画を立てておけば大丈夫です。素晴らしいワイナリーと出会い、素敵な思い出を作ることができますようにお祈りしています。

ナパバレーワイナリー巡り:ローカルによる旅行計画のヒント

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